映画チャットノベライズ(笑)

映画をチャットノベライズしてます

ゲット・アウト【ノベライズ版】第1話

 

俳優の紹介

 

門平 善照(かどひら よしてる)。映画で男側の主要人物。20歳の大学生。日本人。細身。

美雪 雪音(みゆき ゆきね)。映画で女側の主要人物。20歳の大学生。日本人でロングヘア。きゃしゃで胸はCカップ

宮本 言左衛門(みやもと ごんざえもん)。映画で門平の親友。20歳の侍。日本人。刀を所持。ボサ髪のチョビヒゲ。

リアナ 恵子(りあな けいこ)。映画で美雪の親友。20歳のお嬢様。外国人と日本人のハーフで、巨乳。体型はスマート。

萌美(もえみ)。映画で殺人鬼(悪役)の立場を取る主要人物。6歳の妖精さん。幼女。小柄で、金髪碧眼。ロングヘア。普段着は白いワンピース。

因幡 雄介(いなば ゆうすけ)。ノベライズの最後に解説を加えるライター。俳優として登場することはない。(と思う)

 

今回の作品紹介

 

inaba20151011.hatenablog.com

 

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 映画『ゲット・アウト』を紹介

 

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あらすじ

 

パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」「ヴィジット」など人気ホラー作品を手がけるジェイソン・ブラムが製作し、アメリカのお笑いコンビ「キー&ピール」のジョーダン・ピールが初メガホンをとったホラー。

 

 低予算ながら全米で大ヒットを記録し、第90回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。

 

 アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。

 

 過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。

 

 しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。

 

日本人にとってかわいいものは正義【チャットノベル】

 

 門平善照には恋人がいた。
 萌美という六歳の妖精さんだ。
 彼女は妖精で人間ではないが、人間の年齢でいうと六歳なので、見た目は幼女にしか見えない。


 日本では完全に結婚できる年齢ではないけど、人間ではないのでセーフだった。


 自慢のカメラの手入れを部屋でしていると、萌美がドアを開けて入ってきた。

 

お兄ちゃん! 何してるの?

 

 はじけるような笑顔を見せる萌美。
 とことこと歩いてきて、ベッドにポンッとのる。
 彼女は俺のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。


 けっして言わせているわけではない。

 

別に。仕事道具の手入れさ

へー。そんなことより、したくはすんだ? ワンワンはかわいいねぇ

 

 萌美は俺のペットである小型犬をなでなでし始めた。
 集中力がないのだ。


 まあ、幼女だからしかたないだろう。

 

終わったよ。それよりご両親に、その、俺が日本人だと伝えたか?

ううん。なんで?

 

 萌美が首を振って、小さくかしげる


 まあ、忘れてるだろうなとは、思ってた。
 これも幼女だからしかたないだろう。


 一抹の不安を残しつつ、俺と萌美は車に乗って、萌美の実家に向かった。
 運転は萌美がしている。
 本来車の運転は免許が必要だけど、妖精は特別必要なかった。


 口笛をふきながら、萌美はブレーキやアクセルを飛び込んで踏んでいた。
 小柄なのでしかたないが、よく体力が持つものだと感心する。


 親友の言左衛門にペットの世話を頼もうと、スマートフォンで電話した。
 彼は警備員の仕事をしている。

 

おおっ! 門平ではないか! どうしたでござる?

ああ。すまないけど、ペットの世話を頼みたいんだ

ほう? どこに行くでござるか?

萌美の実家だ。ご両親にあいさつしにいく

ほほう。まあ人の恋路を邪魔する気はござらんが、やめたほうがよかろう

なんでだ?

ロリコンと思われるでござる

 

 そう。それだ。


 日本人はかわいいもの好きなので、世界的にもロリコンが多い国だと思われている。
 ツイッターのアニメ調アイコンがそれを物語っているのだ。


 変な目でご両親に見られなければいいのだが……。

 

ぐはっ!?

 

 突然車が停止した。


 スマホの通話が切れる。


 サイドミラーが取れてたれている。

 

なんかひいちゃったぁ~

 

 萌美がうるうると俺を見る。


 警察を呼び、ひいたものを見に行くと、野生のマスコットキャラだった。
 日本一ブサイクだと言われた、奈良のやつだ。
 ピクピクとけいれんしている。


 ついに世間に飽きられてしまい、美女と交代させられたか。


 警察に説明していると、免許証を求められる。

 

俺は助手席に座ってて、何もしてないんだけど……


「いいから出しなさい」

 

 有無を言わさない態度だ。
 顔が引きつり、犯罪者を見るかのような目で俺を見ている。


 普通なら萌美に免許証提示を求めそうなものだが……。


 萌美は両目をうるわし、警察官のズボンをひっぱり、

 

おじさん、いじわるはやめてよ……


「うん。わるかった。おじさんは帰る」

 

 泣かれるとめんどうだと思ったのか、パトカーに乗って帰っていった。


 萌美の実家に着くと、ご両親が迎えてくれた。


 途中で草を刈っている使用人は、同じ日本人だった。
 親近感をおぼえる。


 両親は萌美と同じく小柄で、目が大きく、年齢も萌美と変わらなかった。


 ひげをつけた萌美のお父さんに家の中を案内される。


 台所に日本人女性の使用人が立って迎えてくれた。
 口の端が切れそうなぐらいの笑顔なので、ちょっと不気味だった。


 萌美のお父さんと外を歩き、

 

「日本では総理大臣をキャラクター化するそうだね」

 

政治が悪かったら売れませんよ


「そうか。わが国も前大統領のキャラクターなら買うがね」

 

 この国の人々は、今の大統領のキャラクターが出たら、額に銃弾を撃ち込みそうだ。


 夜。


 萌美の弟が帰ってきたようなので、家族で食事を取る。
 弟はボサ髪のヒゲ面で不衛生そうだが、体格はやっぱり萌美だった。
 弟は医者だそうだ。父は外科医で、母は精神科医


 いわゆるインテリ家族だった。


 萌美から聞かされていなかったので知らなかった。
 俺も家族のことを聞かれたが、関係が悪いので、口をにごす。


 弟はユーチューブにはまっているらしく、

 

「日本はバーチャルユーチューブってのが人気らしいな?」

 

最近出てきましたね


「なあ? なんで猫耳をつけた女の子キャラで、動画三つ出しただけで、チャンネル登録数十万も取れるんだよ? お前の国はどうなってんだ?」

 

 酒で酔ってるのか、口が悪い。


 俺の肩をつかみ揺すってくる。

 

「教えろよ! 俺が猫耳つけたら、チャンネル数百は減ったぞ!? お前の国はどんだけキメラ好きなんだよ! あれ目の大きいグレイ型エイリアンと何が違うんだよ!」

 

しっ知りませんよ!

 

 そこは日本人の俺でもわからん。


 萌美のお母さんが蜂蜜入り緑茶をバンッと机に置き、

 

「あなたに足りないもの――歌と踊りよ」

 

 お母さん。それを入れても、こいつは無理だ。声がウシガエルだから。

 

えいっ!


「ほぐっ!?」

 

 萌美が弟にケーキを投げつけた。
 そのあと、ケーキ投げ合戦が始まる。


 激しいバトルではなく、ファンシーな気分になった。